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「自分が心を闇んでいる悲しみ」

昔から自分がどこへいっても人間関係でいつも無力で、自分自身への怒りから悲しい気持ちになり、自己嫌悪になって自爆ばかりしている。人の目を気にしてばかりいて、本当は昔から泣いてばかりいる自分。人が「こわい」という絵を多く描いているのは、泣きたい気持ちをごまかしているだけ…。

絵や病気を通して、家族の理解が得られるようになり、家族の大切さがわかった。このままの自分で、自分の家庭を持つことなど出来るのか?好きな人がいても、いつもいつも片想いだったので、女の人の気持ちはわからない。人の気持ちも、よくわからない。人との関係も、いつわりの関係ばかりだ。幸せになったと思っていたが、それもいつわりだったのか?

まだ心の奥底にくすぶっているのは、人への怒りか悲しみだろう。

こんな自分から逃げ出したいと、いつも思っている。絵に逃げてばかりいる。それが良いことなのか悪いことなのか、わからない。また一つ、心に穴が空いた気がするのは勘違いか?しかし、何か悲しい気持ちではある。自分には人を好きになる資格などないと思う。人が本当に僕を好きになってくれることもないだろう。

「自分が嫌いな人は、人を好きになれない」と昔、誰かが言っていた。僕は自分が大嫌いなので、やはり人を好きになることはできないのか?でも昔の僕にくらべると、多少、自分を好きになったのかも知れない。でも、やはり自分は嫌いだ。人間関係が苦手なのも治っていない。泣き虫は、少しは減った気がするが…、気持ちのもやもやは消えない。こんな自分だけど、絵に対するエネルギーは、誰にも負けない自信はある。

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