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今回、このような「赤」をメインに出した絵を描きましたのは、赤に執拗以上の考えがあってのことです。赤といえば皆さんどのようなことを思い浮かべるでしょうか?

私、個人は自傷の経験があって赤=血の色というイメージがあります。血というのは痛みを連想される方もいらっしゃるかと思いますが、私は『絆』だと思います。

誰の中にも混じっている赤い色は人から人へ繋がっている、そんな気がしています。

親から子へ、子から孫へ、そうして世界の人へ繋がりできています。

いえ、むしろ血が通っている生物すべてが繋がっているような気さえします。

そんな赤い色を伝えたくて赤いドレスに赤い部屋、赤いバラを持たせて描きました。

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