「あなたを笑わない」
あなたの笑顔は素敵なのに「どこかみなとは違う気がする」と、ひとが笑う
あなたの言葉は素敵なのに「どこかみなとは違う気がする」と、ひとが笑う
どんな薬も頼りないほど、眠れない夜があることに気づいた
目の下を黒く曇らせながら、無理矢理に喜びの歌をうたう時間が悲しい
そんなあなたを笑わない
だから独りで泣かないでほしい、そのままの姿で生きていてほしい
あなたの瞳は素敵なのに「どこかみなとは違う気がする」と、ひとが笑う
あなたの仕草は素敵なのに「どこかみなとは違う気がする」と、ひとが笑う
どんな言葉も頼りないほど、うなずけない日々があることに気づいた
明かりもつけずに独りぼっちで、隅でうずくまる背中が寂しい
たった独りになって、イジメられようとも私だけは笑ったりはしない
あなたが笑われるのなら、ともに笑われましょう