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「宮沢賢治について」

宮沢賢治のポートレイトを初めて見た時、大変失礼なことですが、何故か犯人の顔のように見えてしまったのが本当のところでした。それで、『注文の多い料理店』は読んだ事はありましたが、読んでなかった『銀河鉄道の夜』とか『風の又三郎』、『永訣の朝』、『やまなし』、『狼森と笊森、盗森』、『月夜のでんしんばしら』などを読んだり、宮沢賢治の資料を読んだりしました。資料の中にはポートレートと別人の様な写真もありました。それでようやくポートレートが神経質で一途な宮沢賢治に見えてきて、創作できました。

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