最近、絵を描きながらも、嘆いている自分。
絵の配色は、何故か画場(がじょう)のトッカン工事。
絵具の中で自分を見極める。
人と同じことはしない。
むしろ、興味はない。
病に冒され、悶え、なり振り構わず狂う。
絵はすべて、もう一人の自分を織りなす。
自分にこだわり、描いては消し、さらに消す。
たまに物悲しくなる。
変化に絵を照らし、いつもの華やかさに戸惑い、
美情(びじょう)になる。
わかりかけても、わからない。
後は、空を見ていた。
楽にいけよ。
トントンと肩を叩きながら。
2015.03.12