これまでの展覧会

作者一覧 心のアート展

紺色のTシャツは、伊是名島へ一人旅に行った時ずっと着ていた

野宿をして歩いた

満潮で寝袋ごと流されそうになった

珊瑚がシャラシャラ響く

夜空をみながら眠る

このまま海の泡になってしまってもいいような、大自然の一部分として溶け込んでいくような

野草や砂粒と同じ生命を感じていた

ネーブルオレンジは主食だった

翌日に寝袋を乾かしていると島の婆さんに出会い、その日の夜は婆さん家で過ごした

 

モチーフを決めたあと、描いていく時間は重要になっています。

どの服を選ぶか考えることもありますが、一番大切な事は、グルグル描いている。

そのときだけ、正直なほんとうの自分になれるというか、安心して、落ち着くのです。

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