去年の夏のある日、患者様と歩いていました。ふと目が足元に行くと、小さなかなぶんが道路に這っていました。家で育てた所が一ヶ月以上も葉を食べて生きていました。又数日後、家の玄関にバタッと音を立てて仰向けに落ちた油蝉が拝んでいました。愛おしい美しい、正に夏の風物詩です。我が家の2階のベランダは、朝から夕迄太陽が燦燦です。ミニトマトや獅子唐も苗から大きく成長して、豊かに実をつけて楽しませてくれました。ひよこクラブの水彩画に触れなかったら、静かに見つめ、描いてみようなどと思えなかったと思います。只只、初心者の私は本物を見て同じように可愛く美しく描けないか、ひたすらに筆を運びました。又春が来てどんな出会いがあるかしら？日々心待ちにうきうきしています。