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「絵画と私」

私が病気になってから自分からすすんでやったことは手持ちの色鉛筆で画用紙に絵を描くことだった。小学生の頃から絵は得意で交通安全週間のポスターを水彩絵の具で描いて警視総監のお名前で賞状をいただいたこともあった。それで絵は私にとって楽しみであり、色を使って描くことは癒しになるのだった。やはり部屋にあった色紙や雑誌のカラー写真を切り抜いてコラージュもやってみた。現在は平川病院の〈造形教室〉とアート系の地域活動支援センターパオ、作業所系のギャラリー木馬および自宅を拠点としてアクリル、水彩、クレパス、パステル、インク(ペン)で絵を描いているがどこもレベルが高く、利用者から刺激を受けて絵画活動を続けている。そしてそれは私にとって病気のリハビリになるのである。

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