これまでの展覧会

作者一覧 心のアート展

いつも内なる子供が自分の中にいるのだけど、常にハラペコではある。石の空に圧死しないのが精一杯で泥の様なものを塗りたぐる遊戯をやめないのだけれど迷惑の粉を散布しているのも事実だし空中を指でなぞって次々に消えていくのも線の宿命だとも思うしヒトがヒトである理由とヒトがヒトで無い理由の重力の業にさいなまれて頭を緑色のカラスにつつかれている。

サラリーマンに向いていないのだから何者かになる目的も無く自分は自分になるのは魚が陸を泳ぐ難解さや林檎の中で暮らすような不可思議さがあるしイカロスは墜落する運命にあるし風を食するような無意味な連続の中で世界で73番目の兎が隠し持つ何かその正体を求めて地雷原を歩く様なアグリではあるし生き別れの双子を発見したいと思うのが半身を求めて行う旅だと仮定しつつハンバーガーのピクルスを残すのは怒れる行為かこの年になっても分からないし鳩の動きで数式を解くのが善悪とかの類かモスキートは知りようも無いしドアを開けて三千世界に裸足でかけていくのも正しいし愛がコンビニで売っている豊かな時代に生まれてしまってアドレナリンとドーパミンに抱かれるのも暗器とコーカサスではあるような無いようなとりあえず金庫にバンソウコウをしまったわけだから一安心ではある。これだけは言葉にしたくなかったけど風車は誰の心の中にも回っていて砂の中のかすかな骨が時代を越えて囁くと思います。

TOPに戻る