心の中にある形を平面上の形として表わす。
それが僕が絵の描くときに行っていることです。
昨年末からこの春に至るまで、絵を描くことができませんでした。
鬱が苦しく精神的に落ちた状態で、心の中の形が見えない感じでした。
それでも、少し回復してきています。
絵に与えた構図、質感、色調などに構造が感じられる時間が増えてきたように思います。
この構造は、心の中の形が、紙の上という外の世界に出てくるときの現れ方を写しているものでしょう。
これが感じられるときには喜びの感覚があります。
大切にしていきたい時間です。