虚空の彼方から現れた丸っこい球体をわし掴みにした緑竜に対して、身も心も荒れ果てた人々は病みに染まった悲しい毎日の中、救いを求める日々が続いた。

しかし、緑竜は言った。「お前たちはゴミのような存在だ。本物の幸福を願いこの世を造り賜ふたのにお前たちは殺戮を繰り返す兵戈が耐えないではないか!!」と緑竜の声が轟いた。

人々はまだ知らない…と呟いた後、弱者を痛めつけることで我々の満たされない心の隙間を埋めることが本当の幸せの贈りものでもあり、奇跡的な宝物だと信じ込んでいました。しかし、それは正常な幸せではないと気づき、今までの嘘で塗り固められた殺し合い、騙し合いのウラの世間に終止符を打ちたいのです、と緑竜に訴えた。

……緑竜は黙り込み、時が空白に包まれた。そして微笑みを浮かべ、力強く呟いた。「True hope and absolute happiness are myself !!」（本当の希望と絶対的な幸せは自分自身だ）。

……Eternal soul lasts（永遠なる魂）