「与太話」
コロナも収まっていない中ウクライナの戦争が始まり日本の経済も危機に瀕している状況で我々がこのように絵など描いている場合かどうかと自問自答する最近の日々でした。しかし、ほかにもっと社会に有用な仕事ができるならそちらのほうに労力を傾けるのもありうるかもしれませんが、これしか出来ることがない以上目の前の仕事に一生懸命取り組むしかないです。日本が戦争になったら自分に出来る事といえば必死におにぎりを作って兵隊さんに渡す位だと思います。それよりも今は芸術活動を通して自由で知性的な社会づくりに貢献したほうが良いです。自由というものは社会の上層部の人が制度などを作って国民に与える、という面もあると思いますが、我々国民がプレイヤーとして自由な表現を発信して自由を創っていく事が何より大事だと思います。話は少し変わりますが、最近の若い方がSNSで批判されたり炎上するのが怖いというのを聞きますが、僕はそんなのどうでもいいと思っています。最近、若い方や子供にいたるまで優等生が多すぎます。模範的な言動しかできない世の中というのは息苦しいし退屈だし社会の活力を低下させ衰退に導くと思います。多くの場合、SNSで中傷をしているおじ様、おじい様たちは自分たちの知識の不足と時代遅れの昭和脳を見せびらかしているようにしか見えないです。テレビも面白くもない芸人ばかりで一部の高齢男性の想いを吐き散らしているだけですし表現の世界に限らず若い方たちがもっとおじ様、おじい様たちと対決する位でないと日本は衰退の定まったコースから離脱できないと思います。