何故、木の葉や、魚を描くのかと聞かれると、自然が好きだからと答えるしかない。私が幼い頃は、まだ西八王子の周りには沢山の自然が残っていて、林や田圃があった。その当時の遊びといえば、必ず昆虫採集や魚採りをしていたものだ。その頃の記憶が作品として蘇るのだ。
絵との出合いは、中学時代に美術の先生に絵を褒められ、私は自然に美術の世界に惹かれた。32歳の時に油絵を習ったが、私は切り絵に惹かれ、鋏で蝶の形を作り、木の葉の形を作り、その当時の作品は2点だけ額の中に眠っている。
今後は、更に作品の幅を広げ、沢山の作品を描くと思う。