昨年、『僕にとって描くこと、癒すこととは何か』という文章を書いた。
僕にとって描くことは、破戒かそれとも闘争か。
或いは陶酔、暗黙か・・・そして癒されているのか・・・
「画題」は破戒と闘争そして陶酔と暗黙で終わる。
「描くこと」それは、破戒で始まり、暗黙で終止符を打つ。
昨年は大変な年だった。僕は初期の肺癌の手術を三回した。又、1600cc輸血した。ここで現代の
アートとロックについて述べてみると、「描くこと」それは狂騒でもあり、狂音、極限へと達する・・・
ポリシーの無いアートや抽象画など何も訴えないロックと同じだ・・・そして始めはしたたかに、
やがて頭角を顕す。そして斬新なものが出来上がる。