これまでの展覧会

作者一覧 心のアート展

私が東京足立病院の造形サークルに関わるようになったのは、1989年の夏頃からですが、本格的に参加するようになったのは、4年前に仕事を辞めてからです。第1回の心のアート展の開催にあたって、安彦先生から「心」の文字のデザインの依頼を受けました。「出来るだけ斬新なものを」という注文で、考えていても仕方が無いので、何か書いてみることにしました。数種類の案を出して書いているうちに、2画目と3画目の間を筆の様にしてみました。5、6枚書いて「これかな」と思うものを安彦先生に見て頂いて、先生も「これだな」という事で決まった次第です。割と好評な様なので、一安心していますが、今見返すと1画目と2画目は離した方が良かったかと再考しています。

 

『瞬』の書について

このサイズの紙に大字を書く場合、二文字とするのが通例ですが、最終画(さいしゅうかく)を長く伸ばして空いたスペースに落款を収めたかったので、あえてこの様な構成としました。

色は濃墨にシルバーとブロンズの粉を混ぜて作り、筆は超長鋒の羊毛筆を用いました。

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