これまでの展覧会

テキスト 心のアート展

2次審査の会場に審査員長の加賀乙彦先生が姿を現したことに、実行委員一同は驚いた。なにしろ前日まで入院していた方が、翌日、しかも自宅からかなり距離のある審査会場へ、交通機関を乗り継いでやってきたのだから。「審査員長」という立場に対する責任感と、そして何より「心のアート」の作品達に出会える期待と楽しみが、先生を審査会場へと向かわせたのだろう、と思う。

4回目の開催となる本展覧会。「ハレの場」である会期中の華やかさとは対照的に、展覧会準備はなかなか大変なものがある。無事開催できるかどうか、毎回、ヒヤヒヤと不安の連続だ。今回は、審査会を目前に審査員の加賀先生と立川先生が体調を崩された。前述の通り、加賀先生は体調が万全ではない中ご参加頂けたが、立川先生は家からほとんど出ることが出来ない状態とのことで、残念ながらご欠席となった。

2次審査では200点以上の作品を約5時間かけて審査(時間が経つにつれ、だんだんと顔色がすぐれなくなっていく加賀先生にもヒヤヒヤした)。今回の審査会には立川先生の代わりに、この展覧会活動に共感・共鳴し、第3回展に自身の大作を出品した日本画家・田部井月四氏に代理として審査に加わって頂いた。このように立場や枠組みを越え、「心」のもとに出会い、繋がり、協働していけるのが、この会の特色のように思う。

この展覧会は、さまざまな人たちの協力によって成り立っている。ここにすべての方々の名前を上げるとたいへんな数になるので割愛させていただくが、ヒヤヒヤと不安の連続は、そういった人たちの協力、協働によって、展覧会へと結実していく。

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