これまでの展覧会

テキスト 心のアート展

今回の第4回アート展では、東京精神科病院協会会員病院からの公募作品として24病院から297点の応募があり、これらの見ごたえのある作品の中から、審査員らにより、16病院から135点が入選作品として選ばれた。

私は審査にあたり、絵画の技量よりも、その作品から受ける印象(感情)を中心に問い直し、つまり何を表現したいのかを問い直す気持ちで審査した。共同作品は複雑ではあるが、また、多くの人々の主張がある。

そういう意味で、この心のアート展は、いろいろな意味を持つ企画であると思う。さらに、これらは一般の絵画の世界でも評価されるものである思う。

今回は公募作品展示とは別に特別展示として、かねてから交流してきたフランスの、アトリエ・ノン・フェールとの作品、人事交流が企画されている。その他に、桜井陽司氏の作品展もなされて、この心のアート展は幅広い内容となっており期待できる。

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