出品者、医療関係者、芸術家、一般の方々を交え、会場内でギャラリートークを行いました。「病む」とは何か、「表現」とは何か、「生きる」とは何か…。自作を前にして語る作者の言葉に、多くの人が身を乗り出すように全身で聴いていたのがとても印象的でした。
また、ドキュメンタリー映画上映後にも、ギャラリートークを行い、審査員の先生方や映画の監督、出演者も参加して、活発な意見交換がなされました。映画に 出演した〈造形教室〉メンバーによる詩の朗読や、ギター演奏などのパフォーマンスもあり、映画が終わった後も、会場には映画の中のドラマが現実の世界で引 き続き起こっているかのような、不思議な空気が流れていました。