これまでの展覧会

第1回 心のアート展

精神科病院内にある〈造形教室〉。このアトリエには様々な困難を抱えながら生きている人たちがやって来る。アトリエを主宰する安彦講平さんは、彼らに寄り 添って40年、共に在る、かけがえのない創作の場を作りだしてきた。カメラは、彼らとの10年以上にわたる交流を経て、現代には稀に見る“魂の営みの場” を捉えた。

〈映画チラシより抜粋〉

2008年1月、フランスで開催されたヴズール国際アジア映画祭において、“精神に病いを来たし社会から遠ざけられた人たちが芸術を通して真剣に生きてい る姿、彼らの友情を謙虚に撮影したこのドキュメンタリーは我々を心深く感動させるフィルムである。10年間に亘る敬虔なこの製作に対しヴズールの市民(観 客)はドキュメンタリー映画最優秀賞を授与する”と称され、ドキュメンタリー映画部門の最優秀賞にあたる「観客賞」を受賞しました。
このドキュメンタリー映画を会期中、計8回上映し、毎回、多くの方が鑑賞しました。用意した20席では足りずに、立ち見の方が出る回も何度かあり、上映後 におこなわれたトークセッションには監督の高橋愼二さん、映画に出演した〈造形教室〉のメンバーの方々、審査員の先生方も参加し、活発な意見が交わされま した。

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